佐藤 愛美
キャリア
- 佐藤は絵画を通して、血液の循環、熱、そして人間の感情体験の流動性を視覚化している。彼女はメディウムの転写技法であるデカルコマニーを用いる。出来上がる形は人間の体の一部のように見えるが、これらは同時に私たちの先入観を超えた、偶然に生まれた形である。予測不可能な絵画の手法は、人間の多様な身体性と、そこからいかに意味を見出すかといったテーマと鏡になっていると彼女は語っている。
彼女はまた、女性の肉体の神聖な美しさについても言及する。新しい生命を宿すことのできるその身体は、気高く優美である。佐藤の絵にはは、生命を育むためさまざまな形に変化する
骨盤、膣、子宮などの身体部位に、畏敬の念が表現されている。
- 1993東京に生まれる
- 2017女子美術大学短期大学部造形学科美術コース卒業
個展
- 2020INVISIBLE BLOOD (アートスペース羅針盤/東京)
- 2021In the Body (文房堂gallery caffe/東京)
- 2022Passion(岩﨑ミュージアム/神奈川)
- 2023Body Graph II (ギャラリークローゼット/東京)
グループ展
- 2017FACE2017 損保ジャパン日本興亜美術賞 (東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館/東京)
- 2017第35回上野の森美術館大賞展 (上野の森美術館/東京)
- 2017羅針盤セレクション「期待の新人」(アートスペース羅針盤/東京)
- 2018A.R.A2018 Vol.2. (Azabujubangallery /東京)
- 2019第37回上野の森美術館大賞展 (上野の森美術館/東京)
- 2020-Chatty Girls-「お喋りな娘達」 (上野松坂屋 上野が、すき。ギャラリー/東京)
- 2020SHIBUYA STYLE Vo.14(西武渋谷/東京)
- 2022羅針盤セレクション5人展 (アートスペース羅針盤/東京)
- 2022呼吸の痕跡 佐藤愛美 田中愛子 2人展(晴と雲/高知)
Torso(graceful)
1167x910mm キャンバスに油彩
Flowing light
273x220mm (額付) キャンバスに油彩
Scapula II (unilateral)
273x220mm キャンバスに油彩
Pelvis
318x410mm (額付) キャンバスに油彩
Body graph II
455x530mm キャンバスに油彩
Torso VII(infrared)
652x530mm キャンバスに油彩
Torso VI
652x530mm キャンバスに油彩
Uterus
1120x1455mm キャンバスに油彩
Breathing IX
318x410mm キャンバスに油彩
Torso (blue)
1167x910mm キャンバスに油彩
Spiritual Flow
605x803mm サテンに油彩、アクリル絵の具
Torso (red) Ⅰ
652x530mm キャンバスに油彩
Torso (red) Ⅱ
652x530mm キャンバスに油彩
Torso (red) Ⅲ
652x530mm キャンバスに油彩
Breathing XI
273x220mm キャンバスに油彩
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