Takashi Matsuhashi | 現代美術の若手作家を中心に取り扱うコマーシャルギャラリー

松橋孝

キャリア

松橋孝の立ち位置は、多様な芸術ジャンルのどこに位置づけられるかを把握しようとするとき、特異かもしれない。東京芸術大学大学院日本画専攻修士課程修了。精密なデッサン力と画力が要求され、合格難易度が高いことで知られるこの学校は、日本で最初に設立された国立の美術学校である。彼が学んだ日本画科は、他の美術学校、特に現在の西洋美術教育とは異なり、伝統的な技法や画材を継承する重要な役割を担っている。高い技術と美を価値基準とすると、彼の絵は伝統工芸のジャンルに属するのかもしれないが、伝統的な様式を継承することなく、独自の抽象表現の世界を確立している。

使用する画材は、顔料、動物膠、胡粉、金箔、銀箔など。金箔、銀箔など。顔料の粒子の粗さは、絵の明るさによって変化する。彼は自分の経験と直感に従って、色と顔料の粒子を注意深く選ぶ。
色や線だけでなく、粒子の密度や絵の中の粗さも考慮した立体的な構図が彼の作品の特徴である。
1963東京都に生まれる
1989東京芸術大学絵画科日本画専攻卒業
1991東京芸術大学大学院美術研究科日本画専攻修了

個展

1993ワコール銀座アートスペース　　（東京）
大丸東京店10F　ギャラリーゆう（東京）
1995ギャラリーなつか　　（東京）
1996ガレリアグラフィカbis　　（東京）
ギャラリーなつかbP　　（東京）
1997俥宿天十平　　（山口県萩市 collaboration ）
ギャラリー美遊　（東京）
小野画廊　　（東京）
1998METAL ART MUSEUM HIKARINOTANI 　(千葉)
Oギャラリー　UP・S 　　（東京）
1999ギャラリーFRESCA　　（東京）
アートスペース羅針盤　　（東京）
2000アートスペース羅針盤　　（東京）
2001アートスペース羅針盤　　（東京）
2002ギャラリー睦　　（千葉）
2003ギャラリー舫　　（東京）
2004Atelier Gym　　（東京）
2005ギャラリー舫　　（東京）
2007ギャラリー舫　　（東京）
2008ギャラリー舫　　（東京）
2009ART DE ART GALLERY　　（大阪）
ギャラリー舫　　（東京）
2011Shonandai MY Gallery （東京）
2012art gallery closet　　（東京）
Shonandai MY Gallery （東京）
2017art gallery closet　　（東京）

グループ展

1987日本画六人展　- 今 - （東京芸術大学学生会館）
19883人展 Made In The Shade （ホテルニューオータニ・オカムラショールーム）
1989エラン展（東京セントラル美術館 )
第10回上野の森美術館大賞展
19943人展・壁の領域（ギャラリー美遊　神田）
ｺﾝﾃﾝﾎﾟﾗﾘｰｱｰﾄﾌｪｽﾃﾊﾞﾙ（埼玉県立近代美術館 '95.'98.'00 )
1995国際丹南アートフェステバル’95《武生》
コンテンポラリー・アート19人展（千駄木画廊）
3人展　壁・空間・調和（ギャラリー美遊　神田）
1996第50回山口県美術展
1997'97 ANNUAL SHOW （ガレリアグラフィカbis）
1998第3回昭和シェル石油現代美術賞展
第3回アート公募 '99
19996thコレクターへのすすめ展 ( Oギャラリー )
FUROPPY DISK CASE ART展（ｱｰﾄｽﾍﾟｰｽ羅針盤ﾌﾟﾚｵｰﾌﾟﾝ展 )
あじょったや　-農とアートのふれあい展-　(千葉県香取群干潟町）
20007thコレクターへのすすめ展（ Oギャラリー )
アートネット・ワーク　2000
AsianArtNow:2000 (LasVegasArtMuseum)
CHIBA ART FRASH 2000　　（千葉市民ギャラリー稲毛）
Welcome to gaden.com AN AUTUMN EXHIBITION OF ART WEB SITE
ミサワホーム現代美術展（ハウススクエア横浜・モデルハウス「好日の家」’）
20018thコレクターへのすすめ展 ( Oギャラリー )
インターネット開設記念展（ｱｰﾄｽﾍﾟｰｽ羅針盤 )
ミサワホームアート展（ハウススクエア横浜・モデルハウス「好日の家」’０１）
2002VOCA展2002　　(上野の森美術館)
第２回トリエンナーレ豊橋　星野真吾賞展　−明日の日本画を求めて−
2004道新ぎゃらりー版画大賞展　−ミニプリントに込められたメッセージ−
2005第73回版画展
2007第5回飛騨高山現代木版画ビエンナーレ　
ART HERE NOW　（湘南台画廊）
2015My Way 2015（湘南台画廊）